MESSAGE社長メッセージ

木下 俊一
株式会社HONJO 代表取締役社長木下 俊一

愛する地元地域で、
信頼できる皆様と手と手を取り合い、
幸せを循環させたい

弊社は1931年(昭和6年)に本荘富治が大和村(現在の東大和市)にて創業し、以来92年間にわたり地域の地主様や関係者様との信頼関係を構築してまいりました。まさに現在の我々があるのは地域の皆様に支えられ、「信頼頂き・安心頂き・満足頂く」ことが実現出来てきたからに他ならないのではないかと自負いたしております。
弊社の発展は森永乳業東京多摩工場様の誘致・武蔵境米穀備蓄倉庫・忠実屋東大和店(現ザ・マーケットプレイス東大和)・ダイエー八坂店(現イオンフードスタイル小平店)・東村山駅前開発(現イトーヨーカドー)・東村山市恩多町倉庫開発、東久留米青果市場等の大型商業施設を開発したことが大きな起点になっております。こうした開発が、地域に人を呼び込み、地域に経済的な発展をもたらしました。2代目社長の本荘修は経営理念に「利他の精神(忘己利他)」を掲げ、「お客様の為」を信念に社業に邁進しました。結果、お客様が喜ばれ、地域が潤うことに繋がり、最終的には我々もその一部を享受することができたのです。我々は「お客様を想い、お客様の利益を優先すること」が「巡り巡って我々に還ってくること」を知らないうちに体感してきたのです。

しかしながら、時代の推移と共に社会全体や地域の在り方も変化しています。これまでもトレンドを捉え、自身を変化させて対応してきましたが、デジタル技術の革新と共に変化の速度が増し、競争も激化するなか、今迄と同様のビジネススキームやリズムで進めば社業後退は避けられません。

このタイミングで責任体制を明確化し、これによる意思決定の迅速化を進めます。また、現在弊社は、メイン事業である不動産事業に加え、食料加工残渣を活用した飼料原料開発やエビの養殖事業への取組み、複数のベンチャー企業(電動キックボード企業・海外カリキュラムによる幼児教育企業・WEB3.0企業・アドテック企業・障がい者アート企業等)に資本参加するなどその事業領域は多岐にわたっており、商号を「株式会社HONJO」へ変更することと致しました。

今後の方針といたしましては、「1.地元地域」「2.農業・漁業(一次産業)」「3.サーキュラエコノミー」を軸に既存取組み事業の拡大や新規事業参入、出資・資本参加を進めてまいります。特に弊社を育てていただきました多摩エリアには「地域と共に歩む」をスローガンに地域の利益を優先して経営判断をしていく所存です。
愛する地元地域で、信頼できる皆様と手と手を取り合い、幸せを循環させることが我々のミッションであり夢でもあります。